こんにちは!えつこです。
先日、帰省中の子供たちと奮発してステーキを食べにいきました。
お肉は言うまでもなく美味しくいただきましたが、
中でもサイドメニューのチョップドサラダが印象に残る美味しさでした。
今回はヘルシーで栄養価の高い雑穀もプラスして自宅で再現したのでご紹介させてください。
まずは雑穀の知識から学んでいきます。
雑穀について
雑穀とはそもそもどんな穀物?
主に主食として食べている米、小麦以外の穀物の総称。
代表的なものとして、大麦や、ひえ、あわ、キビ、ハトムギなどのイネ科の穀物が挙げられますが、以下のものも雑穀として使われています。
- 豆類:大豆、小豆
- 有色米:黒米、赤米、緑米
- 精米されてないもの:玄米、発芽玄米
- 精麦やその他加工品:押麦、米粒麦、きなこなど
- 油穀:ごま、えごま、アマニなど
- その他:とうもろこし、キヌア、アマランス、そば
わたしがよく使う穀物は押し麦(大麦)と十六穀米です。
なぜ体にいいの?
雑穀には、食物繊維、ミネラル、ビタミンの3種類の栄養素が多く含まれています。
以下、主な雑穀の特徴と栄養素を記しておきます。
押し麦
うるち性の大麦をローラーで押しつぶしたもの。(もち性の大麦はもち麦)
白米の約19倍の食物繊維がある。内臓脂肪を減らす効果があると言われている。
玄米
精米過程でもみ殻だけを取り除き、精米していないお米のこと。
ビタミンB群が豊富(糖質の代謝を助けたり、免疫機能の維持に関わる)
マグネシウムのミネラルが豊富(骨や歯の形成にかかわる)
食物繊維も豊富
黒米
古代米の一種。アントシアニンという青紫の色素を含んでいるため、米と炊くと鮮やかな紫色になる。
アントシアニンは、活性酸素から守る抗酸化作用がある。
γ-オリザノールと言う成分が白米の6倍。シミの原因となるメラニンを生成する酵素の活性を抑える働きがある。
糖質量が低い。ごはん茶椀1杯、白米の糖質量は約50g。黒米は約40g。
キヌア
低GI食材で、必須アミノ酸をバランスよく含むスーパーフード。カルシウムも多い。
GI(グリセミック指数)とは、食後血糖値の上昇を示す指標
ハト麦
漢方成分「ヨクイニン」として知られる。
精白米の6倍ものたんぱく質。筋トレの時のドリンクとして効果が期待できる。
良質なアミノ酸が豊富。皮膚の新陳代謝を活発にしてくれるため、古い角質を取り除くことに効果的。美肌を期待して摂取したいですね!
又、利尿作用ありむくみ解消やデトックス効果にもつながる。
大豆
「畑の肉」と言われるように豆類の中でもたんぱく質が多い。
豆腐、納豆、煮豆、おからなど大豆食品は、優れたたんぱく源で動物性たんぱく質と合わせて摂ると、理想的なアミノバランスになる。
カルシウムが豊富(牛乳コップ1杯約220mg、木綿豆腐半丁150gで約130㎎)
イソフラボンの含有が多い。コレステロールを下げ、がんのリスクも減少。
国立がんセンター、40~50代女性約2万人を対象にした調査で大豆、豆腐、納豆を毎日食べる女性では、乳がんの発症率が2割ほど減ることが明らかになった。
以上の栄養素から見ても、健康、美容、ダイエットに効果的ということがわかりますね。
雑穀を摂る際に気をつけること
- アレルギーのある方は、注意が必要。
小麦、そば、ごま、大豆など
グルテンの多いもち麦や押し麦を摂りすぎると、ひとによってはアレルギーを起こす場合がある。 - 大麦、玄米、ハト麦など大粒の雑穀は消化不良を起こさないよう、よく噛んで食べましょう。
雑穀の炊き方
ここでは、押し麦の炊き方をご紹介します。
▶材料
押し麦 1カップ
水 2カップ
▶作り方
①鍋に水と押し麦を入れ沸騰させる。
②沸騰したらふつふつする程度に弱火にし、時々ませながら約15分茹でる。
③そのまま15分蒸らす。出来上がり!
わたしは、米と一緒に炊くのではなく鍋で単体で炊きます。
その方が、ご飯やサラダに混ぜたり、スープに入れたり応用が利きます。
ぜひ、お試しくださいね。
レシピ紹介(冒頭写真)
ステーキ店で食べた食材は、トマト、カリカリベーコン、ボイルしたエビ、たまねぎ、パプリカだったと思います。今回は、お高いエビは抜きにして家にある食材と主題の雑穀で見栄えよくつくってみました。
▶材料(4~5人前)
ベーコン(ブロック)80g
きゅうり1本
パプリカ(黄、赤)各1/4個
大豆水煮1/4パック
アーモンド類(細かく刻む)大さじ2
トマト(たねを取る)1/2個
炊いた雑穀1カップ
▶調味料
レモン汁大さじ1
オリーブ油大さじ2
塩、コショウ適量
オリゴ糖(液体)小さじ1
しょうゆ麹小さじ1/2(なくても可)
▶作り方
①アーモンド、大豆水煮以外の材料をすべて1㎝角に切る。
②角切りにしたベーコンをフライパンでカリカリになるまで焼く。
③ボールに材料をすべて入れ、調味料を入れ合える。出来上がり!
お好みでにんにくチューブやレモンの代わりにバルサミコ酢というのもありです。
ベーコンは少し焦げがあるくらいカリカリにした方が美味しくいただけます。
ちなみに、今回使用したオリゴ糖は以下のものです。
カロリーは砂糖の60%。ヨーグルトにかけたり料理の時の砂糖の代わりによく使います。
あと、腸内環境を整える効果もありますものね。こちらもおすすめですよ!
まとめ
今回は、雑穀についての簡単な知識と雑穀の炊き方、レシピをご紹介しました。これからレシピも増やしていく予定です。また、遊びに来ていただければ嬉しいです。ありがとうございました。
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