一汁三菜、雑穀米、肉魚でしっかりたんぱく質を取り、色濃い野菜を質のよいオイルで。大豆、しいたけ、わかめ、アーモンド、根菜類…発酵食も毎日食したい。
こんな食生活が理想だけど、ズボラな私にはハードル高い。
なので程よくゆる~く取り入れる。
毎日何かしら摂る。
それがわたしの落ち着くスタンスです。
中でも大豆は自然と意識に入る食材で、水煮週2パックは使用しています。
それは分かったけど水煮パックでどんな料理をしているの?
今日は我が家の定番!水煮パックで簡単に作れる大豆料理のご紹介をします!
後半では、主な栄養成分である大豆イソフラボンについて、期待できる効果や注意点など押さえておきたいポイントを確認します。
⟪かんたん⟫水煮大豆でつくるおすすめ3品
かぶの葉とお雑魚のたいたん
▶材料(4人分)
かぶの葉 3個分
雑魚 35g
水煮大豆 1/2パック
⁕ごま油 大さじ1
⁕醤油 大さじ1
⁕みりん 大さじ1
▶つくり方
①かぶの葉は粗みじんに切る
②フライパンにごま油を入れ材料をいためる
油が馴染んだら⁕調味料をいれさらに炒める(汁けがなくなるまで約3分)
出来上がり‼
炊きたてのごはんの上にどうぞ~‼酢飯に混ぜてもおいしいですよ。
大根とだいずの中華風煮物
▶材料(4人分)
大根 1/2個
水煮大豆 1/2パック
ちくわ 3個
⁕水 450ml
⁕ウェイパー 大さじ2/3
⁕みりん 大さじ1
⁕しょうゆ 大さじ1
⁘片栗粉 大さじ1
⁘水 大さじ2
▶つくり方
①材料を切る
大根は大きめの乱切り、ちくわは斜め切り(5等分)
②煮る
鍋に①と大豆水煮、⁕の調味料を入れ、柔らかくなるまで煮る。⁘の水溶き片栗粉でとろみをつける
出来上がり‼
しいたけ、厚揚げ、根菜類を入れてもOK!ちくわは期限間近だったのでついでに入れました。中華風煮物が好きで、実は我が家のおでんも中華風!
しいたけとお豆のさっと炒め
▶材料(4人分)
しいたけ 5枚
水煮大豆 1/3パック
にんにく ひとかけ
醤油 小さじ1
オリーブ油 大さじ2
▶材料(4人分)
①材料を切る
しいたけは薄切り、にんにくはみじん切り
②炒める
・フライパンにオリーブ油とにんにくを入れ弱火で香りをだす
・中火にししいたけ、大豆水煮を入れ約30秒炒める
③調味する
醤油を入れ、しっとりするまで炒める
出来上がり‼
しいたけは血圧を安定させる作用があります。年齢に気を配り健康メニューが増えました。
「大豆イソフラボン」は女性の頼れる味方!
大豆イソフラボンは体に良いと聞くけど、なにがどういいの?
以下記事では、大豆イソフラボンの効果、注意点、一日の摂取目安量をまとめていきます。
大豆イソフラボン7つの効果
①更年期症状の緩和
②美肌効果
③骨粗しょう症予防
④乳がん予防
⑤生活習慣病の予防、改善
⑥糖尿病の改善
⑦抗酸化効果
大豆イソフラボンは、女性ホルモンのエストロゲンに似た成分で、年々減少する女性ホルモンの働きをカバーする役目があります。
そのホルモンの低下よってもたらす更年期症状(顔のほてりや発汗、肩こり、頭痛、イライラ…)を緩和する効果が期待できます。
また、DHEA(別名「若返りホルモン」)という血中濃度を上げるはたらきがあります。肌のハリや髪の毛の潤い、骨の健康を保つ、体脂肪をつきにくくするなど体全体の若さを維持する助けとなります。
骨量の低下によって高まる骨折や骨粗しょう症のリスクを抑えます。大豆イソフラボンが骨からのカルシウムの溶出を抑えます。
乳がんは、「エストロゲン」の分泌が多いほど発生リスクが高まります。「大豆イソフラボンはエストロゲンを補うのではなかったの?」と思うかもしれませんが、実は大豆イソフラボンは「エストロゲン」が不足しているときには補い、逆に過剰にあるときには抑制する作用を兼ねそろえています。
抗酸化効果でコラーゲンの破壊を抑制します。先述のDHEAとの効果が重なり美肌へと導きます。
細胞内に脂肪が蓄積するのを抑えたり、脂肪酸の燃焼を促す働きがあります。血中コレステロールの濃度を下げ、動脈硬化や糖尿病の発症リスクを抑えます。
食べすぎると腹痛や肥満になる恐れあり
大豆には、腸内環境を整える食物繊維やオリゴ糖が豊富にあります。食物繊維は適量を摂取すれば便通改善の効果が期待できます。食べ過ぎると下痢や腹痛をおこす可能性があります。
また、大豆は、コレステロールゼロでもカロリーはあります。食べ過ぎで肥満の原因になります。
イソフラボンのサプリメントを飲んでる方は注意が必要
食品との併用で摂取過多になる場合があります。女性ホルモンの乱れをまねき肌トラブルになる恐れがあるので注意してください。
毎日50mgの大豆イソフラボンを取れる食生活が理想的
水煮大豆100g中イソフラボンは62mgです。
食品会社によりひとパックの内容量が様々です。例えばF社は150g、ということはイソフラボンの含有量は93mg。大手スーパーのプライベートブランドのものだとひとパック100g、イソフラボン含有量はちょうど上記の62mgです。
ちなみに、主な大豆食品のイソフラボン含有量を載せておきます。
納豆1パック・・・約36mg
絹ごし豆腐半丁・・・約38mg
木綿豆腐半丁・・・約42mg
調整豆乳1本・・・約41mg
きな粉大さじ2杯・・・約19mg
味噌汁1杯・・・約6mg
⟪まとめ⟫毎日の食生活に大豆パワーをとりいれよう!
本日は、手間をかけずに簡単に作れる水煮大豆のレシピをご紹介しました。そして、主成分である大豆イソフラボンについてまとめてみました。食べ過ぎは禁物!腹痛や下痢、肥満をおこすおそれがあります。一日62mg。毎日の食生活にバランスよく取りいれたいですね。
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